今年も終わり。

映画もあれやこれやとたくさん観ました。

ということで、私的に選んだ2016年の映画ベスト10を発表したいと思います。対象は私が今年観た、2016年に劇場公開された or DVDスルーで発売された or 動画配信サービスで配信された新作映画です。最後に独自の部門別でも選びました。
 

10位『ビューティー・インサイド』

恋愛映画では今年ベスト。普通、恋愛映画は二人さえ幸せなら世界や他人なんてどうでもいいとなりがちですが、本作はそうはならない。あらゆる年齢、性別、人種の愛を肯定してくれる優しい作品です。
(私の感想は『ビューティー・インサイド』感想…恋愛は外見か中身か、真摯に向き合った名作を参照)

9位『pk』

PK
やっぱりラージクマール・ヒラーニは天才だなと。この難しいテーマをきっちりエンタメに落とし込んで、かつ考えさせる…こんな芸当できる人はそうそういません。
(私の感想は『pk』感想…おかけになった電話はお繋ぎできませんを参照)

8位『マジカル・ガール』

行き過ぎた恐怖はもはや異次元。そんな映画の名作が『ヒメアノ~ル』『ディストラクション・ベイビーズ』『クリーピー 偽りの隣人』『ドント・ブリーズ』と2016年は数多く公開されましたが、本作の独創性は群を抜いていました。
(私の感想は『マジカル・ガール』感想…魔法少女に魅入られた男たちに救いはあるかを参照)

7位『ぼくとアールと彼女のさよなら』

劇場公開作品ばかりに注目するのはもったいない。DVDスルー映画のなかでも個人的にとくに一番心に刺さったのが本作。この世界の片隅でくすぶるしかない全映画オタクにエールを贈る、そんな物語です。
(私の感想は『ぼくとアールと彼女のさよなら』感想…映画オタクが前に進むときを参照)

6位『何者』

本作を観ると、若者たちが『君の名は。』を観て感動する気持ちが余計にわかる感じがします。誰もが物語の主人公みたいになることを夢見るんですよね。本作は現実の世界で背中を押してくれる貴重な映画でした。
(私の感想は『何者』感想…「君の名は。」とは正反対?セカイ系から卒業する若者たちを参照)

5位『葛城事件』

『湯を沸かすほどの熱い愛』が2016年のポジティブ家族映画の傑作なら、本作は2016年のネガティブ家族映画の傑作。観ているだけで心がゴリゴリえぐられますが、同時になにか笑えるのは、やっぱり家族映画だからでしょうか。
(私の感想は『葛城事件』感想…葛城家はどこにでも存在するを参照)

4位『ズートピア』

一時期は「金儲けしか考えていない」「クリエイティブが欠片もない」とボロクソに批判され凋落したディズニー。それがここまでの傑作を生みだせるほど復活するとは…。まさに新生ディズニーを印象づけるメモリアルな作品です。
(私の感想は『ズートピア』感想…ディズニーはそれでも夢を私たちに見せるを参照)

3位『この世界の片隅に』

「今年はアニメ映画の当たり年だ」「この作品は映画史に残る傑作だ」そんな騒がしい世間もなんのその。今日も家族のご飯を作るのです。それを観ているだけで幸せになれるなんて、これ以上の贅沢はあるでしょうか。
(私の感想は『この世界の片隅に』感想…戦争は嫌いでもこの日常は嫌いになれないを参照)

2位『オデッセイ』

最先端技術が日常化した今、科学にもう一度希望を与える役割を見い出す。そんな映画を待っていました。例えどんな悲惨な状況下でも、“マーク・ワトニー”なら“すず”と一緒に仲良くご飯とか作ってそうです。
(私の感想は『オデッセイ』感想…かがくのちからってすげー!を参照)

1位『シン・ゴジラ』

「想定外すぎる…」本作の感想もまさにこんな感じ。公開される前の期待値と、公開され観賞したあとの評価の差が最も大きい映画だったと思います。2016年は、庵野秀明という突然変異した怪獣に日本が襲われた年でした。
(私の感想は『シン・ゴジラ』感想…私は好きにした。君たちも好きにしろを参照)

ベスト・ドキュメンタリー賞:『FAKE』

多くのドキュメンタリー映画が衝撃の実態を暴くことで注目されるなか、本作の驚きは別物な気がします。人間観察映画として最高級に面白い一作でした。
(私の感想は『FAKE』感想…吾輩は猫であるを参照)

ベスト・アニマル賞:『ロスト・バケーション』の”カモメ”

ロスト・バケーション
サメ映画ではない。カモメ映画だ。
『ロスト・バケーション』感想…カモメと学ぶ生存フラグのたてかた

2017年もたくさんの心震わす映画に出会えますように。